高齢者施設の選び方
高齢者施設の費用は年金でまかなえるの?
特別養護老人ホーム

特別養護老人ホームとは何か?空きがないときはどうすればいいの?

特別養護老人ホームとは何か

特別養護老人ホームとは、どんなところでしょうか?
一般的に、特別養護老人ホームは特養(とくよう)と略して呼ばれています。

待機者が多くて、入るのがむずかしいと言われている特別養護老人ホームですが、実は地域によって事情は異なるんですよ。

特養とは、いつも介護が必要で、在宅での生活が困難な方が入居できる施設です。
低所得の方でも負担が重くならないように軽減策があるのも、特養の人気が高い理由です。

では、みなさんが利用したいと思っている特養に空きがない場合はどうすればいいのでしょうか?

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きらケア老人ホーム 公式サイト

特別養護老人ホームとは何か?

特別養護老人ホームとは何か特別養護老人ホーム(特養)とは重度の介護を行うための施設です。

介護保険制度の施設介護サービス計画に基づいて、入浴、排せつ、食事などの介護、日常生活上の世話、機能訓練、健康管理、および、療養上の世話を行ってもらえます。

特別養護老人ホームに申し込めるのは、原則として要介護3以上の方になります。
申し込み順ではなく、必要性の高い申し込み者から優先されます。

要介護3より要介護5の人のほうが優先順位は高く、介護してくれる家族が身近にいる人より、家族が遠方に住んでいる人のほうが優先順位は高くなります。

だから、一人暮らしで要介護度が高いと、優先順位は高くなりますね。

特別養護老人ホームに空きがない!

特別養護老人ホームとは何か

特別養護老人ホームの居室の種類

  • 多床室・・・相部屋
  • 従来型個室・・・ユニット(10人程度の生活単位)が設定されない
  • ユニット型個室・・・1ユニットごとに専用の居住空間と専任の職員を配置

経済面を考えると、特養の待機期間は少しでも短くしたいですね。

特養入居はポイント制で、必要性の高い人からの入居になります。

民間の施設なら、費用の面がクリアできれば、すぐにでも入居できたりします。
しかし、割安感のある特養は、数年待つことも珍しくありません。

特養はポイント制

特養はポイント制で、介護度が重いほどポイントが高くなり、問題行動があれば加点されます。

特養の入居の優先順位は、自治体ごとに違いますが、だいたい似た傾向にあるようです。

たとえば、子どもが親と同居のケースでは、必要性が低いとみなされます。

本人の状態が要介護度1~5に応じて、15~30点の加算があります。

さらに、介護者がいない場合は40点、介護者がいる場合は5~40点と状況に応じて変わってきます。

ホームページで判定基準を確認してみましょう。

役所の介護保険の窓口で、詳しく教えてもらえますよ。

数カ所の特養に申し込む

また、数カ所の特養に申し込みをするのが一般的です。

待機者の数を聞くと、多くてビックリするかもしれませんが、実際の4~5倍になっています。
一人が、4~5カ所の申し込みをしているということですね。

地域によっては、料金の安い有料老人ホームに入居者が入って、特養に空きがあるケースもあるようです。
近くだけでなく、場所を広げて探してみるのもいいですよ。

もし、一時的に別の施設に入居して、特養が空くのを待つのなら、特養もあるグループ法人を検討してみるのもいいでしょう。

 グループ運営の施設に入居すると、親の心身の状況が変化したときに、別の施設へ住み替えられるケースもあります。

 社会福祉法人では、特養を柱にグループホームや有料老人ホーム、ケアハウスなどを運営しているところも多いです。

待機者が多くて、入居まで時間がかかる場合、同じグループの有料老人ホームなどに入り待機していると、多少は特養入居の順位を融通してくれるケースもあるようです。

申し込みのあとでも事情を伝える

また、介護を行う家族の事情が変わった時には、事情を伝える必要があります。

たとえば、介護者が病気になった場合、申し込みのあとでも事情を伝えるようにしてください。

入居まで、時間がかかることが多いですし、高齢の親が、もう一方の親を看ている場合など、介護者の健康状態が悪いなどの事情を連絡すれば、理由によっては順番を早めてもらえる可能性があります。

「緊急枠」もあるはずです。

入居まで、時間がかかることが多いので、介護者の健康状態が悪いなどの事情がある場合など、待機の順番を考慮してもらえるケースもあります。

初めからあきらめずに、今の状態を説明するようにしましょう。
入居まで「老人保健施設」で過ごし、待機して空きが出るのを待つ方もおられます。

共倒れを防ぐためにも、特別養護老人ホームの待機期間中に、一時的に利用する施設を検討しましょう。

介護型のケアハウスや、介護療養型医療施設も選択肢のひとつとして考えられます。

待機期間として、別の施設を一時利用する場合、親にとっては安定した環境ではありませんが、介護者の共倒れを防ぐことを優先しましょう。

担当のケアマネージャーさんと相談しながら、より良い方法を選んでください。

 

きらケア老人ホーム 公式サイト
 

特別養護老人ホームの費用

老人ホームの種類と選び方

特養(介護保険施設)に入居した場合、どのような費用が発生するのでしょうか?

入居一時金などは必要ありません。
入居後は月額費用として生活費(居住費と食費)と介護サービス費の1~2割を支払います。

居住費や食費の額も制度で決められており、わかりやすい料金体系になっています。

特別養護老人ホームの費用は要介護度に合わせて「施設サービス費」が決まります。
それにより、自己負担額も変わります

居住費+食費+光熱費+生活費は必要になります。

有料老人ホームに比べて費用は安く、おむつ代なども「施設サービス費」に含まれます。

低所得の方でも、負担が重くならないように、軽減策が用意されているのも、人気の理由です。

特別養護老人ホームの費用は年金でまかなえる?

特別養護老人ホームとは何か安いと人気の特養でも、個室を利用すれば、月額12万円以上かかります。

12万なんて、国民年金では払えない、とガッカリされる方もいらっしゃるでしょう。

でも大丈夫です。安心してください。
介護保険施設には軽減策が用意されています。

介護保険施設やケアハウスには、弱者救済の使命があります。
困っている人を優先して助けていくという責務があります。

そのため、所得に応じて費用が軽減される制度があり、国民年金のみ受給でも、支払うことができるようになっています。

介護保険施設には「居住費」と「食費」の軽減制度があります。

所得が低い場合でも施設利用ができるように「特定入所者介護サービス費」という、「居住費」と「食費」の負担軽減制度があります。

実際にかかった負担額と所得によって決められた負担限度額の差額分を市区町村が施設に支払い、利用者の負担を軽くしてくれます。

負担額の減額認定を受けるためには、役所に「介護保険負担限度額認定証」の交付を受けます。

担当のケアマネージャーさんなどに相談してください。

「介護保険負担限度額認定証」の有効期間は1年です。
毎年7月が更新月なので、必要なら忘れないように交付申請してください。

もし、所得の高い子供と同居している場合、親も「高所得の高齢者」扱いになっている場合があります。

親の住民票を施設に移して「世帯分離」をすると、親は「低所得」の扱いに変わり、「居住費」と「食費」の負担軽減制度を利用できる可能性があります。

費用(月額料金)が年金でまかなえる範囲になった、という方もおられるようです。

特別養護老人ホームの入所基準と特徴

特別養護老人ホームとは何か
入所基準と特徴

◆ 介護保険で入居できます。
◆ 対象は要介護3以上です。
(事情によっては要介護1・2も可)
◆ 認知症に対応しています。
◆ 看取り対応しているところもあります。
◆ 要介護者3名に対し、常勤職員が1名の配置です。
◆ 個室・多床室(相部屋)があります。
◆ 全国どこでも申し込めます。
(ただし、住民登録をしている方を優先するところが多いです。)
◆ 申し込みは直接施設にします。

まとめ

現在、身内がサービス付き高齢者向け住宅に入居しています。
ケアマネージャーさんにはたいへんお世話になりました。

「居住費」と「食費」の負担軽減制度などもしっかり利用させてもらっています。

老人ホームへの入居を検討されているなら、資料を取り寄せて、条件にあう施設を探してみてください。

特に、関東圏は待機者が多いので、一時的に入る施設を検討してみるのも一案ですね。

 

きらケア老人ホームは首都圏の全6000件以上の有料老人ホーム、グループホーム、サービス付き高齢者向け住宅へのご入居をサポートします。

【きらケア老人ホーム】公式サイト


特別養護老人ホームとは何か

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